ハードディスク データ完全消去方法
データ完全消去
ハードディスクのデータを完全に消去する方法として、データを自動で上書きするツールがあります。
これは『ファイル自体を完全消去』する方法と『ハードディスク全体にデータを上書き』する方法などがあります。
『ファイル自体を完全消去』はファイルをゴミ箱に入れる代わりに、専用のソフトにドラッグアンドドロップして、削除を行うことで、そのファイルにランダムに数字などを上書きして削除します。データを何度も上書きするので、元のファイルは復元がほぼ不可能になります。
また、『ハードディスク全体にデータを上書き』はハードディスクの開いている部分にデータを上書きしてゆきますので、過去に削除したデータも完全に削除されます。ただし、こちらの方法は時間もかかりますし、やりすぎるとハードディスクにダメージもあるようなので注意してください。
パソコンを捨てたり、中古販売する場合は、データファイルを全て削除した後に『ハードディスク全体にデータを上書き』を行うか、リカバリー等で初期状態に戻した後に、『ハードディスク全体にデータを上書き』を行ってください。
そのため、日々のデータ管理はここにファイルをこまめに完全削除し、中古販売や、リカバリをする場合などは、ハードディスク自体にデータの上書きをすればよいでしょう。
なお、次章では具体的なソフトのご紹介を行います。
データ完全削除ツール・フリーソフト
前項でご紹介したデータ削除ツールですが、有料のものも1万円程度で販売されていますが、完全に無料のツール、フリーソフトもあります。私は無料のソフトを利用していますが、特に問題はありませんし、有料のものと比べても何ら問題はありません。
データ復元テストも行いましたが、復元はできませんでした。
私がご紹介するツールは、『File Shredder』(ファイルシュレッダー)というフリーソフトウェアです。
こちらのソフトは無料でかつ非常に使いやすいので、ぜひともお勧めいたします。
削除方法はグートマン方式のほかに、アメリカ国防総省が推奨する方法なども採用でき非常に信用度、完成度の高いソフトウェアと言うことがいえます。
紙資料を破棄する場合はシュレッダーにかけるのに、PCデータを削除する場合はシュレッダーにかけないと言うのではあまりにも時代遅れです。必ず削除することをお勧めいたします。
File Shredderのインストール方法
入手方法は【窓の森】からのリンクが信用できますので、そちらも掲載しておきます。
窓の森のファイルシュレッダー解説ページ
ソフト制作者ダウンロードページ
それでは、上記どちらかのリンクより、ダウンロードページへ進んでください。

デスクトップなどにダウンロードしてください。するとこのようなアイコンができていますので、ダブルクリックでインストールを進めてください。デスクトップなどにショートカットなどを作っておくと便利です。

ファイルシュレッダーの初期設定

すると、このような画面が出てきますので、赤枠①の『Shredder Setting』をクリックして下さい。
その後、ウィドウが出ますので、赤枠②のタブをクリックして、消去方法を選んでください。『Guttman algorithm 35 Pass』が一番強力ですが、消去に時間がかかると言うデメリットがありますので、7passなどでもよいでしょう。
その他の基本設定は操作する必要は無いでしょう。
なお、こちらの設定はその都度ファイル消去をする際の設定です。
毎日のファイル消去
いつもゴミ箱に入れてファイルを消去していましたが、情報漏えいの観点からはこのファイルシュレッダーを利用します。
利用方法は簡単です

利用方法は、削除したファイルを『ドラッグアンドドロップ』で赤枠①の部分に入れます。
その後、赤枠②の『Shred File Now』を押すと削除処理が始まります。削除処理の時間はファイルの重さによって変わります。
また、重いファイルや、複数のファイルを入れると時間がかかる場合もありますが、たいていの場合は固まったわけではないのでじっと待ちましょう。
また、間違えてファイルを入れてしまったら、左上赤-の『Remove Selected』をクリックして解除します。
ハードディスクの空きスペースから旧データを消去する
以前も申し上げましたが、普通にゴミ箱にすててデータを削除した場合は、その目次が削除されているだけで、実際のデータは残っています。
ですので、そういった過去のデータも消したいものです。
そこで、『Shred Disk Free Space』の機能でデータを削除します。
データの削除が気になる方は、一度これを行っておくとよいでしょう。
この処理を行っても削除していないデータが消去されることはありません。

注意事項
・この作業はディスク容量にもよるが、かなりの時間(数時間)がかかります
・一度削除したらデータの復旧はまず不可能になります。
・この処理を行っても、削除していないデータは上書きされません。あくまでも、空きスペースの削除処理です。
データ完全消去のまとめ
以上のようにすれば、パソコンのハードディスクから、削除したいデータが完全に削除できます。

ですので、まとめとしては、
①毎日のデータの削除は、紙をシュレッダーにかけるように『ファイルシュレッダー』を利用する
②気になったときには空きディスクスペースの削除も行う。
(常に①を行っていれば、インストール後最初に行っておけば、以降は不要でしょう)
③一度削除したファイルは復元できないので十分に注意する
以上です
しかしながら、これでは完全ではありません。
パソコンには意図していないデータが勝手に保存されているからです。
それは、メールの情報やインターネットの情報です。
メールの情報は意図せずして『添付ファイル』が勝手に保存されます。メール自体や添付ファイルを削除しても、データは残っていますので、十分の注意が必要です。
また、インターネットもデータが残っていますので、十分ば注意が必要です。
これらについては、左上のメニューより確認してください。